2013年12月6日金曜日

V2.9ようやく公開!

実に3ヶ月の長きにわたって審査で拒絶され続けたX-BASIC for iOSがようやく公開されました。

審査で問題になったのはファイルのインポート機能。
Appleは.basがインポート出来ている=外部実行ファイルがインポート出来ていると言うのですが、プログラムではzip内の.basはすべて無視して展開されないようにしていたし、最終的には.basを含むzipはエラーを出してインポートできないようにしていました。

それでも「.basがインポート出来る」 の一点張りで、「うちの実験では再現できないから使っているファイルを送ってくれ」と言ったら、実験方法も教えてくれないし、ファイルも送ってくれずに「外部の実行ファイルがインポートできる」という最初に戻って堂々巡り。手法を教えると抜け道を作ると思っているのかもしれないけど、まじめに対応しようとしている者にとっては、これはいちゃもんにしか見えない対応。

直接電話をしてきてくれもしたんだけど、技術者直ではないので要領を得ない。
一応日本語で書けてきてくれるのだけど、どうにも肝心な部分の通訳がうまくいってないので訳がわからない。というか、理解したつもりで対応しても拒絶される始末。

「わけがわからないよ」と言うんでしたっけ?、こういうときは。

結局、インポート機能を全削除しての審査通過です。
zipのインポート機能は、事実上審査を通らないと思った方が良さそうです。

インポート機能を削除するため、今までここで公開していたほぼすべてのサンプルを内蔵させました。著作権的には「あれ」ですが、致し方ないと言うことで、お許しいただきたいと。もし公開を望まない原作者の方がいらっしゃれば、ご連絡ください。

それと、ファイルインポート機能は削除しましたが、何とかならんかとお考えの方は、新しい取説をよく読むと幸せになれるかもしれません。そのうちここでも何らかの報告ができればいいなぁと。

酷暑中、審査をクリアするためにいろいろやったのも、もう遠い思い出。
3ヶ月は長いよ 。あまりにいろいろありすぎて(後略)。もう冬じゃないか・・・。
その間にiOS7対応まで出来てしまったことは幸いかも。

これでようやく他のアプリもiOS7対応を開始できます。
もっとも、最近は全然時間が取れないので、いつになるかわからないのですが。