2013年7月18日木曜日

「グラフィックが表示できん」とお嘆きの貴兄に

外人で、「グラフィックが表示されんから金返せ」などと言う奴が居たのですよ。

取説にはグラフィックの表示手順についてちゃんとく書いたし、サンプルも多数出している。
その上ここでも何も聞かずにこんな馬鹿なこという奴は、きっと何を触っても何も出来ないのだろうと、あきれかえってしまうわけです。

ってなわけで、そんな奴は無視して、日本語だけで、グラフィック表示の仕方を簡単に説明します。

・・・まずは、取説からの抜粋・・・

グラフィック画面は4画面あります。それをページと呼びます。
どのページに描画するかはapage()、どのページを表示するかはvpage()、
テキスト画面、グラフィック画面およびスプライト&BG画面の表示順位はvpriority()で
設定します。

従って、グラフィックの描画プログラムは基本的に、
vpage() 表示ページ指定 vpriority() 表示優先順位指定 apage() 描画対象ページ指定 wipe() クリア gColor() 描画色指定 描画命令群
という順で記述することになります。
 ・・・
ということです。この手順を守れば、確実にグラフィックは表示できます。
これはX-BASIC/68でもほとんど同じです(優先順位指定と色指定が違うけど)。 
 
・・・例・・・
vpage(B_TPAGE+B_GPAGE0,YES) vpriority(GPAGE0,TPAGE,GPAGE1,GPAGE2,GPAGE3) apage(GPAGE0) wipe() // gColor(255,255,255,255) line(0,0,100,100) // end
これで、(0,0)~(100,100)の間に白の直線を引きます。
描画しているのは、4ページあるグラフィック画面の内、GPAGE0のページです。

・・・

グラフィックを描画するプログラムを書く場合、グラフィックを1画面しか使わないのであれば、変更すべきはgColor()とline()の部分だけであって、他は定型として使い回せば良いのです。
何も難しいことはありません。

ある程度の手順を覚えなければならないことは、どの言語を使っても同じです。
いや、言語じゃなくてもアプリでも、それどころか世の中にある物全て、全く何も覚えずに使える物なんてないのです。

くれぐれも、何も努力をしないで「出来ないのは相手が悪い」などという愚かな発想に至らないように。


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